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[チョークアート・黒板アート・シャッターアート]

一度壊すと見えてくるもの

例えばレンコンのように。


穴のあいた見た目と、

シャキシャキした食感が特徴的な

唯一無二の野菜。


それを活かすような料理といえば、

きんぴらや煮物。


今日は思い切ってレンコンをすり下ろして、

ゴマ団子にしてみました。


すり下ろしたレンコンと

水切りした豆腐と、塩、

片栗粉で丸めて

ゴマをまぶして揚げる。


レンコンをこんな風に食べて美味しいのだろうか。

レンコンの個性を抑えてしまっているのではないか。


すり下ろしてしまうと、

穴のあいたフォルムもなければ、

シャキシャキした食感もない。


レンコンのアイデンティティを否定してしまったような気分。


不安をよそに淡々と揚げてみる。

そして、いざ食べる時。


もしレンコンが入っていることを知らない人が食べたら、どう感じるだろう。


どれがレンコンの味なのか、食べながら探る。


すると、見えていなかったレンコンの本質の一面を知る。


ああ、レンコンって食感がなかったらこんな味なんだ。


今まで食感のインパクトにひっぱられていて、

味をよくわかっていませんでした。


不安を感じていた以上に美味しくて、

私にとってこれは大きな気づきでした。


見えるものを観察することと

見えないものを探ること。


本質を知る手がかりを見つけるために、

一度すべてをすり下ろし、壊さなければいけない時がある。


改めてそんなことを感じ、

思い切って今までと違うことでアプローチしていくのも良いなと思った瞬間でした。

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