【コミックエッセイ39】決断







3回目の譲渡会。
とうとう、
「あの子を家族にしたい」
と申し込みました。
スタッフさんから返ってきたのは、
「他にも希望者がいるので、決まった方だけにご連絡します。」
という言葉。
「第二希望の子はいますか?」
そう聞かれたけれど、
私の答えは決まっていました。
「いえ。あのグレーの子だけでお願いします。」
もしご縁がなかったら、また譲渡会に来ればいい。
でも、
この子以外を家族にすることは、
もう考えられませんでした。
このとき初めて、
「猫を飼いたい」じゃなくて、
「この子と暮らしたい」
と思っていたことに気づいたんです。
だから、
あとは祈るしかありませんでした。
